2015-01

棋士のエピソード

森信雄五段(当時)のワープロ選び

近代将棋1990年1月号、池崎和記さんの「福島村日記」より。 某月某日   「ワープロを習うんや」という森信雄五段に同行して梅田の電機店をまわる。2年前、森さんはウォークマンを買い「欠陥品や、音が出ん」と憤慨したことがある。ヘッドホンで聴く...
インタビュー・対談

郷田真隆棋聖(当時)「腕前は将棋の棋力でいうとアマ2級くらいです」

近代将棋2001年11月号、巻頭グラビア「素顔の棋士 郷田真隆棋聖」より。 ―棋聖位を獲得したいまの心境は?  自分ではとくに変わっていないと思うのですが、応援してくれたまわりの方たちがたいへん喜んでくれました。 ―羽生を破った要因は?  ...
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担当記者が綴る王将戦秘話

将棋世界2004年3月号、毎日新聞の山村英樹記者の「担当記者が綴る 王将戦秘話」より。  1990年の第39期、米長邦雄九段が挑戦者に名乗りを上げ、これまでの若手同士の戦いから雰囲気が一変した。  確か、挑戦者決定プレーオフに勝った翌日に挑...
タイトル戦の食事

第64期王将戦第1局対局場「掛川城 二の丸茶室」

郷田真隆九段が渡辺明王将に挑戦する王将戦、第1局は静岡県掛川市の「掛川城 二の丸茶室」で行われる。 →棋譜中継(毎日IDの登録が必要) →中継ブログ 「二の丸茶室」は、掛川城天守閣の西側にある2002年3月に完成した伝統的な数寄屋造りの建物...
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羽生善治王将(当時)「ウナギをつかもうと思ったのですが、簡単ではありません。タイトルも同じかと思いました」

将棋世界2004年3月号、毎日新聞の山村英樹記者の「担当記者が綴る 王将戦秘話」より。  現在、将棋界の新春の幕開けは、王将戦七番勝負から始まる。以前は棋聖戦が1年に2回開催され、いわゆる「冬の棋聖戦」は前年12月から1月にかけて開催され、...