将棋世界2003年5月号、「棋士に根掘り葉掘り」より。
Ｑ．羽生竜王はたくさん和服をお持ちだと思いますが、和服の手入れなど、どうなさって居られるのでしょうか。また対局で遠くへ行かれる時は持っていく和服はご自分で持参されるのでしょうか。1年中タイトル戦で和服を着られるのですから本当に大変だと思います。どうぞ教えて下さい。（埼玉県 Ｔさん）
Ａ．和服の手入れは家内がやっており、季節のものに分けて専用の部屋に保管しています。タイトル戦の時は対局日の2日前に現地に到着するように宅急便で発送しています。和服は30着ほど持っていますが、スーツと違い長く着られますし、体型が多少変わっても着ることができます。和服の色は紺や茶系が多いです。（竜王 羽生善治）
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このコーナーは読者のページに隣接して設けられた「棋士への質問コーナー」。数号前に質問の募集が行われた。
とても面白い企画で素晴らしいと思ったのだが、ここから後の号には載っていなくて、結果的にはこの号のみの掲載となった形だ。
適当な質問が続かなかったのでそうなってしまったとも考えられるが、観るファンや女性ファンが増えた今、再びこのような企画があれば多くの人に喜ばれると思う。
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そこまで聞かれていないのに、「和服の色は紺や茶系が多いです」ということまで付け加えてくれている羽生善治竜王（当時）の回答が嬉しい。
