2016-03

自戦記

谷川浩司名人(当時)「感覚を破壊された」

将棋世界1984年10月号、谷川浩司名人(当時)の連載自戦記〔第23期十段戦リーグ 対福崎文吾七段〕「感覚を破壊された」より。 対局前日  甲子園球場へ。阪神-巨人戦を観に行く。読売テレビのゲストとして、村山実さんとお喋りをさせてもらった。...
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先崎学六段(当時)「ア~なんで、こんな所で郷田とやらなきゃいけないんだ」

将棋世界1995年10月号、泉正樹六段(当時)の「公式棋戦の動き」より。 NHK杯(NHK)  1回戦シード者で現在、名乗りを上げたのは谷川のみ。すでに下克上が棋界にも浸透している証明なのであろうか。  予選の対局は皆必死。野獣猛進の知ると...
絶妙手

「何という筋の悪い攻め!」と最初は思われた絶妙の攻め

将棋世界1995年12月号、泉正樹六段(当時)の「公式棋戦の動き」より。 棋王戦  ベスト4をかけた対局は非常に価値が大きい。勝てば、次からは負けても敗者戦に移ることができるからだ。  久保-高橋戦は、苦心して居飛穴に囲った高橋に、序盤早々...
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バトルロイヤル風間『オレたち将棋ん族〈エピソード2〉2010-2012』

バトルロイヤル風間さんの『オレたち将棋ん族〈エピソード2〉2010-2012』が3月12日に出版されます。 エピソード2は、昨年8月の『オレたち将棋ん族 エピソード1:2005年~2009年』に続いての第二弾で、バトルロイヤル風間さんが週刊...
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師匠が内弟子に将棋の指導をしない理由

倉島竹二郎さんの「昭和将棋風雲録」より。  私は最初、内弟子は絶えず師匠から将棋の指導を受けるものと考えていたが、これは全くの見当違いであった。市川にいた3年間、大崎八段が内弟子に将棋を教えているのを見たことは一度もなかった。内弟子たちは日...