2017-05

将棋雑文

三浦弘行九段の冤罪事件について〔三浦弘行九段と日本将棋連盟の間で和解が成立〕

昨日、三浦弘行九段の冤罪事件について、三浦弘行九段と日本将棋連盟の間で和解が成立したことが発表された。 →三浦弘行九段と日本将棋連盟の間で和解成立のご報告(日本将棋連盟) →日本将棋連盟 三浦九段に慰謝料支払いへ 双方合意(NHK) →三浦...
棋士のエピソード

加藤一二三九段「この子が一二三君か」

将棋世界1982年1月号、能智映さんの「棋士の楽しみ」より。  将棋界で「一二三」といえば加藤だが、もう一人、同名がいる。関西の若手のホープ小林健二六段の長男が一二三君だ。「ぼくの棋士番号が123番。女房の映子のお茶の番号も123番、それに...
読む

藤井猛九段「△4六飛なんていう手を読めるはずがないでしょ」

将棋世界2002年6月号、河口俊彦七段(当時)の「新・対局日誌」より。  4月1日、新年度入りである。順位戦が終われば竜王戦で、この日は、丸山名人対藤井九段戦、深浦七段対鈴木(大)七段戦などの好取組がある。  1図は、丸山対藤井戦。おなじみ...
観戦記

佐藤康光九段の戦慄の3段ロケット型居飛車穴熊退治

将棋世界2002年3月号、毎日新聞の山村英樹さんの第51期王将戦七番勝負第1局〔羽生善治王将-佐藤康光九段〕観戦記「炸裂したスズメ刺し」より。  〔意表の三間飛車〕  記録の天野貴元二段が行った振り駒は1枚が回り将棋の「10」のように立って...
棋士のエピソード

途中で特別対局室に移動してきた対局

将棋世界1982年8月号、能智映さんの「棋士の楽しみ」より。  その日、東京の会館は対局は多かった。王位戦リーグ3局のほかに、順位戦、ほかの新聞棋戦の予選など10局近くあった。特別対局室での勝負は、大山康晴王将-勝浦修八段戦、内藤國雄九段-...