先崎学少年がアマ初段からアマ四段になるまでの期間

今年の5月29日に亡くなられた元・近代将棋編集長で将棋ペンクラブ幹事の中野隆義さんから、このブログのコメント欄に寄せられた数々の棋士のエピソードより。

いずれのおんときにか、新宿将棋センターにて、先崎流に「俺が将棋の写真撮り始めてからもうゆうに十年は経つけどさ、最初は初段あるかないかぐらいだったのが、今は四段くらいは指せるようになったかなあ。そうだ、先崎、お前、内弟子してたころここに通っていたことあったよな。お前、初段から四段までどれくらいかかった?」と弦巻カメラマンがたずねたことがありました。
そばにおりました私めは弦巻さんとともに先崎流の答えを興味津々で待ちました。
「そうですねえ」と言ってから少し間をおいて先崎流は言いました。
「ま、三秒くらいでしたか」
こ、これには、ワッハッハッハと笑うしかありませんでしたねえ。弦巻さんは笑い終えてすぐ「こいつめ」とつぶやいたのでありました。

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ここに出てくる新宿将棋センターは、現在の新宿西口にある新宿将棋センターではなく、靖国通り沿いの歌舞伎町にあった頃のこと。

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今日は複数の記事をアップしていますが、ブログの表示高速化を試みている最中で、その際に今までできていたことができなくなるという現象が起きて、条件を変えながら記事をアップして原因を探っているところです。

今日は、あと1つぐらい記事をアップする必要がありそうです。