私が「辰巳五郎」というペンネームで書いたネット観戦記

昨日の記事で林葉直子さんのことが出たので、今日も林葉さんに関連した話を。

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林葉さんは1995年8月24日に日本将棋連盟を退会したが(この日の夜、林葉さんは新宿の料理店で行われていた羽生善治六冠と畠田理恵さんの婚約お祝いの席へ駆けつけている)、2010年7月28日に15年振りに将棋に復帰し、LPSA公認棋戦であった日レスインビテーションカップに出場している。

この時の対局が1回戦:林葉直子さん-中倉彰子女流初段(当時)戦で、中倉彰子女流初段が勝っている。

多くのマスコミが報道した。

林葉直子さん、プロ棋戦で15年ぶり対局「楽しかった」(朝日新聞)

林葉直子さん、15年ぶりプロ棋戦対局は74手で完敗 復帰宣言はおあずけ(ORICON NEWS)

日レスインビテーションカップ・第4回女流棋士トーナメント(LPSA)

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この林葉-中倉(彰)戦のネット観戦記(後述、LPSAのサイトに掲載)の筆者は辰巳五郎。

今まで特に明かしてはいなかったが、実は辰巳五郎は私のペンネームなのだ。

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この対局のあった年の2月に、将棋ペンクラブの会報の企画で、林葉直子さんと木村晋介将棋ペンクラブ会長の飛車落ち対局が行われ、その観戦記を私が書いていた。

林葉直子さん-木村晋介弁護士戦

そのようなこともあり、私に観戦記の依頼があったのだと思う。

執筆はペンネームでというお願いだった。これは当時の様々な事情によるもの。

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ペンネームと言われて、私もずいぶん考えた。

2日間くらい考え、オリジナルな名前をつけるのは難しいという判断に至った。

次に、映画やテレビドラマに出てくる役名ならどうだろうと考えた。

すぐに思い浮かんだのは、私が大ファンである映画『昭和残侠伝シリーズ』の池部良さん演じる「風間重吉」。

しかし、バトルロイヤル風間さんの本名が風間雄吉であり、これは少しマズそう。

次に思い浮かんだのが1974年~1975年のテレビドラマ『傷だらけの天使』の岸田森さん演じる辰巳五郎。

私は森なので、岸田森さんの森と共通、なおかつ岸田森さんは私と同じAB型。また、私は『北の国から』ファンでもあるので「五郎」は田中邦衛さん演じる黒岩五郎にも通じる。

Wikipediaには『傷だらけの天使』の辰巳五郎について、「冷徹さを装うも、実はスケベで見栄っ張り」と書いてある。

今後、使う機会があるかどうかは別として、私のペンネームは「辰巳五郎」しかない、と思った。

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今調べてみると、報知新聞の北野新太さんが、この対局の前夜、林葉直子さんに取材をしていたようだ。

実録!ブンヤ日誌  第13回 インタビュー(みんなのミシマガジン)

更に調べてみると、LPSAのサイトに掲載されているこの日の写真の一番手前に北野さんが写っている。

当日の写真

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観戦記はLPSAのサイトで5日間(8月2日~6日)の連載だった。

まだ全部書き終えていない段階で1回目が掲載されるのだから、とてもスリリングだった記憶がある。

ちなみに、この観戦記は、将棋ペンクラブ大賞観戦記部門優秀賞を惜しくも逃している。

最終選考会の原稿起こしを担当していた私は、目の前で行われている討議を聞きながら、(これは優秀賞に選ばれるかもしれない)と感じていたものの、優秀賞作品とほぼ同点でありながらこの観戦記は落ちてしまった。呆然として、原稿起こしには2週間くらい手がつかなかったと思う。

ぜひ、この時の観戦記をご覧ください。

中倉彰子初段-林葉直子さん観戦記(1)~(5)(LPSA)

 

 

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