将棋世界1991年9月号、鹿野圭生女流1級(当時)の第3回富士通オープン将棋トーナメント観戦記「今年もアマプロ戦が面白い」より。
勝った丸山プロはいつもと変わらず、ひょうひょうとした態度。終局後、しばらくして、散髪したてのモンチッチみたいな髪を、林葉直子姫と二人で、ツンツンと触ると、初めて笑ってくれた。「かわいいー」と言うとまた照れくさそうに笑っている。これがさっきまでの対局中と同じ顔とは思えないぐらいの変わり方だった。(笑うと八重歯がかわいいんだ。これが)。
(以下略)
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モンチッチの写真をあらためて見てみると、たしかにこの時の丸山忠久四段(当時)の髪型にはそのような雰囲気があるかもしれない。
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それにしても、突然、二人から同時に髪の毛に触れられては、丸山四段もかなりビックリしたことだろう。
うらやましい状況ではあるが。
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1999年にも、碓井(現・千葉)涼子女流初段(当時)と矢内理絵子女流三段(当時)が丸山九段を絶賛している。
やはり、うらやましい状況だ。