2020-04

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米長邦雄九段「これほど愛情のある文章は近頃少なくなった」

将棋マガジン1992年9月号、米長邦雄九段の「第50期名人戦終了 七番勝負を総括する」より。 『「死闘」というような言葉はむやみに使ってはならないと思うが、今度の将棋名人戦七番勝負にはたぶん許されるだろう。とりわけ中原誠名人が大逆転した最終...
将棋関連書籍Amazon売上TOP10

将棋関連書籍amazonベストセラーTOP30(2020年4月18日)

amazonでの将棋関連書籍ベストセラーTOP30。
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持将棋物語

近代将棋1992年7月号、武者野勝巳五段(当時)の「プロ棋界最前線」より。  A図は前期竜王戦七番勝負、タイにおいて行われた竜王戦第1局の終了図である。  見てのとおり先後双方の駒は24点以上あるので、A図にて持将棋が成立した。  続くB図...
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谷川浩司四冠(当時)「知人との約束、というのを生まれて初めてキャンセルし、ホテルで寝込んでいた」

将棋世界1992年7月号、谷川浩司四冠(当時)の第50期名人戦第3局〔中原誠名人-高橋道雄九段〕観戦記「流れを変えられるか」より。  3月26日、挑戦者決定戦の翌日、私は遂にダウンしてしまった。  この日は臨時総会が意外に早く終わり、仲間と...
観戦記

清水市代女流王将(当時)「丸山五段は、大変感じの良い青年で人当たりも柔らかい。ところが、大の記者泣かせであり、何を質問しても、一つとして、まともな固有名詞が返って来た、という記憶がないのである」

将棋マガジン1992年9月号、えだまめ(清水市代女流王将・当時)の第4回IBM杯順位戦昇級者激突戦決勝〔羽生善治棋王-丸山忠久五段〕観戦記「来年もまたこの舞台へ」より。  土曜の昼下がり―。  老若男女が浮足立つサンシャイン通りを、会場であ...