角換わり棒銀を創案したと伝えられる意外な人物

今日は、ブログのテスト(不具合なのかそうではないのかのチェック)のため、午後から短い記事を2編、アップしています。

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将棋マガジン1992年12月号、東公平さんの「升田幸三物語」より。

 角換わり棒銀は、当時(昭和30年頃)腰掛け銀に代わって流行していた新戦法である。これはアマチュア戦法から発達したものらしく、創案者は”社長”と呼ばれていた銀座の実業家、山口堅三氏だという説がある。終戦直後、水商売で大儲けした人で、ボストンバッグに札束を詰め込み、アマ強豪(多くは真剣師)やC級、B級の棋士に平手で挑戦していた強豪だ。

(以下略)

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山口堅三氏は、宮崎国夫さんの「放浪の真剣師―続修羅の棋士」に出てくる実業家兼真剣師。

相掛かり棒銀は古くからあったけれども、角換わり棒銀は戦後生まれということになる。

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「終戦直後、水商売で大儲けした人で、ボストンバッグに札束を詰め込み」

終戦直後に大儲けできる水商売というものがあったのかどうかは分からないが、進駐軍向けのナイトクラブやグランドキャバレーのかもしれない。

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