村山聖八段A級昇級昇段記念祝賀会

近代将棋1995年7月号、池崎和記さんの「福島村日記」より。

村山八段A級昇級昇段記念祝賀会。近代将棋同じ号より。

 上本町の都ホテルで「村山八段A級昇級昇段記念祝賀会」。ファン、詰将棋作家、若手棋士ら約100人。

 村山さんは今期から関東棋士になったので、祝賀会というよりも送別会みたいな感じ。突然、スピーチを頼まれたので「東京は誘惑が多いので、自己管理をくれぐれも……」とのべる。

 パーティーのあと、ハイハイタウンで久保五段、矢倉四段とマージャン。途中から矢倉さんが抜けたので、平藤四段を誘って梅田で朝8時まで打つ。あいも変わらず自堕落な生活。

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今年はコロナ禍のために開催されなかったが、毎年行われている森一門祝賀会の原型となる会だったのだろう。

これから東京での生活が始まる村山聖八段(当時)。

写真で村山聖八段の隣にいるのは、村山九段のご両親。

とてもいい写真だ。

ただ、このわずか3年後に村山九段が亡くなるわけで、そのように思うと、涙が出てくる写真でもある。