自戦記

自戦記

神谷広志七段(当時)「そんなの俺の知ったことではない」

将棋世界2003年2月号、旬の棋士の熱闘自戦記【第19回】神谷広志七段(当時)の「6度目の正直」より。  最初にお断りしておくが、今月あるいは今年から当欄の表題が「とうの立った棋士の自戦記」と変わった事実はない。  また旬という字の意味が1...
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大山康晴十五世名人「困った相手が出てきたもんだ」

将棋世界1971年1月号、大山康晴名人の十段戦〔中原誠八段-大山康晴十段〕第3局自戦記「三転、四転、トン死負け」より。  2連敗した。しかも、錯覚したり、攻めの常識を見損じるやらで、さんざんのていたらくである。振り飛車を指しながら、二番も続...
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佐藤康光二冠(当時)「中村選手と似てるんですよ、私が」

将棋世界2003年2月号、佐藤康光棋聖・王将の自戦記「堅さが生きる」より。  11月に対局が少なかったということもあるのだが、トルコとイタリアに行ってきました。  トルコには現地に駐在している同級生が居り、いる内に一度、ということで今回実現...
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木村一基七段(当時)の究極の玉捌き

将棋世界2002年12月号、木村一基六段(当時)の第33回新人王戦決勝三番勝負第3局自戦記「嬉しい初優勝」より。  かなり満足できる成績だった前期に比べ、今期は散々である。その中で、この新人王戦だけ、唯一決勝に残ることができた。  ベスト8...
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豊川孝弘五段(当時)「子供の頃から憧れていた森雞二九段」

将棋世界2002年1月号、豊川孝弘五段(当時)の第43期王位戦予選〔対 森雞二九段〕自戦記「魔術師のひねり飛車と戦う」より。  僕が将棋にはまって、夢中になりだしたのが中学2年生。その時初めて買った将棋の実戦集が「森雞二の中飛車好局集」。1...