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花村元司九段の侠気

先ほどの記事「バナナから始まった友情」に出てくる故・池田修一七段の物語。 若い頃の中原誠十六世名人が登場するのはまだ先(明後日)だが、昔の話やエピソードがとても面白く興味深い。 将棋世界1991年7月号、池田修一六段(当時)の「師匠と弟子の...
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バナナから始まった友情

近代将棋1988年6月号、湯川博士さんの書評エッセー「不滅の名勝負100」より。  将棋ファンが将棋界をながめる時、どうしても自分の生き方を重ねて見ることになる。そういう意味からいうと、今中年のファンは重ねるべき対象が少なくて可哀想である。...
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羽生善治名人「体力は森内君にかないませんよ」

将棋世界2004年7月号、山岸浩史さんの「盤上のトリビア 第4回 羽生名人は全力を出したことがない」より。 どうしてそこまで?  和服とセーター、分厚い座布団と折りたたみ椅子の違いはあっても、髪をかき上げ苦悶するさまはタイトル戦中継で見慣れ...
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村山聖五段(当時)の勉強法

近代将棋1990年7月号、故・池崎和記さんの「福島村日記」より。 某月某日  オールスター勝ち抜き戦の米長・村山戦を見に行く。急戦相掛かりから米長王将は飛車を5筋に転換。名人戦第3局は中原流▲5六飛(▲5七歩型)が大きな話題を呼んだが、米長...
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大時代的な表現の順位戦予想

将棋世界1991年7月号、「順位戦星取り表」より。 淵に沈むな彗星たちよ  夢と希望、そして人生までをも飲み込んでしまうブラックホール。それがC2順位戦だ。  この穴に陥った彗星たちは、失意の淵に沈み、漆黒の闇が身体中にまとわりつき染まり、...