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引き裂いた封筒を噛みながら将棋を指した棋士

将棋世界1971年2月号、倉島竹二郎さんの「南海の巨匠(14)」より。  この三派合同棋戦で6人抜きをやった頃が、大崎さんの将棋の最もアブラの乗り切った時代のようだが、その時の金さんとの将棋を観戦する機会を持った某氏(多分石山賢吉氏)が「鉄...
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次の一手が非常に難しい大優勢な局面

将棋世界1983年9月号、「女流棋士対各界将棋天狗 お手並み拝見」〔中瀬奈津子女流初段VS荒木一郎さん〕。解説:森雞二八段(当時)、記:たつの香太さん。  荒木一郎さん―。  歌手兼、作曲家兼、俳優兼、プロデューサー。いわば芸能界のオールラ...
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升田幸三九段「将棋は、技術が同じなら体力で勝負がつく。体力も同じなら精神力。なおも互角なら最後は…」

今日は将棋の日、であるとともに、木村義雄十四世名人の命日。 将棋世界1987年1月号、升田幸三九段の木村義雄十四世名人追悼文「負けてよかった名人戦」より。  当時の写真を見ていると、いろいろなことが思い起こされ、なつかしい。  打倒木村を誓...
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将棋会館なんでも鑑定団

近代将棋1988年12月号、武者野勝巳五段(当時)の「プロ棋界最前線」より。  書いていて息が詰まってきたので、少し楽しい話をお届けしよう。  東京の将棋会館、特別対局室にダルマの絵の掛け軸が飾られていたのをご存知だろうか。少し古い近将誌の...
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「将棋をご存知なくても何かを感じない筈はない」

今日は、将棋日本シリーズ JTプロ公式戦決勝戦、深浦康市九段-三浦弘行九段戦が東京ビッグサイトで行われる。→中継 近代将棋1988年6月号、原田泰夫九段の「元祖三手の読み」より。  ファン・棋士・報道関係の直結として日本シリーズは将棋界の大...