湯川恵子さんから「ボードゲーム七種の会」についてのコメントをいただき-ました。
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そんなにたくさんのプロ棋士が参加したんだなぁと、あらためてビックリ。メモでも取っていたんですか。「特に実名は」記さないから(^^一層にぎやかな感じします。
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今まで書いていないけれども、メモはとっていないけれども、あの日に感動したことを局所的にお話します。
森内九段のことです。
会が終わって、椅子や机を片付けているときのこと。
スタッフの方たちが片付けをしているときに、名残惜しいので、私も少しだけ、手を抜きながら、椅子や机の片付けのお手伝いをしましたが、なんと、森内九段も自発的に椅子や机の片付けをやられている…
当日の会場は高級パイプ椅子なのですが、片付けの際に椅子を畳んだものをどんどん置いていくわけです。それをスタッフの方たちが台車に乗せる。
高級椅パイプ椅子でも普通のパイプ椅子でも、台車に乗せる人の手間は一緒。パイプ椅子を畳んだものには裏表があり、台車に乗せる人にとっては、3脚が表、5脚が裏というような場合、二度手間になってしまう。8脚とも表か裏に統一されていたほうがいいわけです。
森内九段は、自分が運んできた椅子ではないにもかかわらず、台車に乗せる人の手間がかからないよう、向きが違って置かれている椅子の向きを180度変えていました。
たまたま偶然、私はこのことを見ていましたが、森内九段は誰かが見ていると思ってやっていることではなく、森内九段にとってはごく自然な行動なのだと思います。
以前にも書きましたが、こういう森内九段に、涙が出るほど感動します。