気になる一手

現在発売されている週刊新潮(5月7・14日ゴールデンウィーク特大号)から、中原誠十六世名人・梅沢由香里女流棋聖による「気になる一手」の連載が開始された。

これは1ページの上半分が中原誠十六世名人の将棋での「気になる一手」。

下半分が梅沢由香里女流棋聖の囲碁での「気になる一手」。

中原誠十六世名人の書き出しより。

「『今週の気になる一手』と題して、将棋界のニュースや話題の対局をわかりやすく解説したいと思っている。また、ときには私自身の思い出や近況も織りまぜていくつもりですので、どうぞよろしくご愛読の程を」

第1回は名人戦第1局終盤の、郷田真隆九段の▲4三香。

詰将棋、詰碁欄だけだった週刊新潮が、編集長交替とともに将棋・囲碁で1頁(解答もあるので正確には1.25頁)になった。

誌面も、硬派度が高まる(30年前はもっと硬派だったが)とともに、娯楽度も高まったように思う。

引退した中原誠十六世名人の考えや思いを、これから毎週読むことができる。

素晴らしい連載だと思う。