携帯電話を紛失する

日曜日は朝からへこんでいた。前日の将棋ペンクラブ交流会の最中に携帯電話を落としてしまったらしく、日曜日の大半をその処理に費やした。

私は、学生時代の愛読書が「月刊文藝春秋」と「諸君」。今でも週刊新潮と週刊文春を愛し、選挙では一度を除いて自民党系にしか投票したことがない(自民党以外への投票は、1991年、自民党非公認だったときの鈴木俊一都知事への投票のみ)という政治的に偏向している男だが、携帯電話を落としたのは人生二度目。

一度目は2002年、タクシーの中に落とした。翌日の土曜日、ダメ元で自分の携帯電話に電話してみると、タクシー会社の人が電話に出てくれた。

タクシー会社で預かってくれていたのだった。早速、菓子折りを持ってタクシー会社へと向かい、事なきを得た。

土曜に、携帯をなくしたことを気がついたのは、夜になって連盟を出るとき。一度4階へ戻ったものの、携帯は見つからなかった。

懇親会が終わるときに、皆でゴミを片付けるのだが、その時に胸ポケットに入れていた携帯がゴミ袋に入ってしまった恐れもある。酔っ払いの私が悪い。

携帯を捜すのはすぐに諦めて、2次会へと向かった。

「どうにかなるだろう」

日曜日、2002年の夢よもう一度、と思い自分の携帯電話へ電話するが誰も出ない。

ドコモへ連絡して、携帯電話機をロックしてもらった。(全てのキー操作無効) とりあえず電話帳など個人情報の流出は防げる。

しばらくして、連盟へ連絡をしてみた。職員の方々は涙が出るほどとても親切な対応。しかし落し物に携帯電話はないということだった。ゴミ袋に入ってしまったことが確実。

ドコモへ連絡して、回線を中断してもらう。不幸中の幸いで、「ケータイ補償お届けサービス」に入っていたので、8,400円(税込み)で番号を変えることなく同一機種・同一カラーの携帯電話を受け取ることができる。

しかし、手続きを進めていくうちに、紛失の場合、警察へ遺失届出書を出さなければ 「ケータイ補償お届けサービス」の適用を受けることができないことを知る。

近所の派出所へ行って、遺失届出書を提出。これは初めての体験。

遺失受付番号をドコモへ連絡して、とりあえず一件落着。

ドコモの職員の方々も、とても優しい対応だった。

ということで、私の携帯は、明後日の水曜日までには復活予定。

私の携帯番号をご存知の方々、お電話いただくと「お客様のご希望により暫く電話を止めております」というメッセージが流れますが、決して料金不払いのためではなく、上記の理由によります。