棋士と血液型

将棋ペンクラブ大賞最終選考会のあった18日の土曜日、早く到着しすぎて時間があったので、将棋会館の売店で将棋年鑑を読みながら、それぞれの棋士の血液型(自己申告)を見てみた。

順位戦A級棋士の血液型分布は次のとおり。

A型 4名

O型 5名

B型 0名

AB型 1名(羽生名人を入れて2名)

日本人の血液型分布を無理矢理当てはめると、A級棋士の血液型分布は、A型4名、O型3名、B型2名、AB型1名となるが、現実はO型がB型の分を奪い取っている格好。

竜王戦1組の棋士の血液型分布は次のとおり。

A型 5名

O型 6名(渡辺竜王を入れて7名)

B型 0名

AB型 2名

不明(私が忘れた)2名

日本人の血液型分布を無理矢理当てはめると、竜王戦1組棋士の血液型分布は、A型6名、O型4.5名、B型3名、AB型1.5名。

やはりO型が多くB型が少ない。

順位戦B級1組棋士の血液型分布は次のとおり。

A型 3名

O型 6名

B型 2名

AB型 0名

不明(私が忘れた)2名

日本人の血液型分布を無理矢理当てはめると、B級1組棋士の血液型分布は、A型5.2名、O型3.9名、B型2.6名、AB型1.3名となるが、ここでも明らかにO型が突出している。

昔は、大山康晴十五世名人も中原誠十六世名人もB型。棋士全般についても割合的にB型が多いという印象があったが、現代はO型の棋士が活躍している。

血液型と行動パターンと現代戦法の間に相関関係があるかどうかは別としても、現時点での成績上位の棋士にO型が多い(タイトル保持者でいえばO型3名、AB型1名)ことは確かなようだ。