王位戦第2局対局場「ルネッサンスサッポロホテル」(前編)

王位戦第2局の対局場は、札幌の「ルネッサンスサッポロホテル」。

中継

世界中にホテルを展開する、アメリカの「マリオット・インターナショナル」 のグループ。

47都道府県中23都道府県にしか行ったことのない私だが、札幌は最上級に大好きな街だ。仕事などで何度も行った。街並みがいい、人柄が暖かい、食べ物も絶妙、など何度でも行きたくなる魅力溢れる街だ。

ススキノにある、小さなスナックも趣があった。10分1000円という水着パブにも行った記憶がある。奥の席では往年の名ボクサーが酒を飲んでいた。…それはともかく北海道はお土産の宝庫でもある。

松尾ジンギスカン夕張メロンゼリー六花亭のレーズンバターサンドなどは私にとっての定番だった。

ジンギスカンは「味付けがされているジンギスカンを好む派」と「タレにつけて食べるジンギスカンを好む派」に分かれるが、私は前者。絶妙に味付けされている松尾ジンギスカンは、ご飯のおかずとして絶品だ。

夕張メロンゼリーは、凍らせたものを二日酔いの朝に食べると効果抜群。夕張メロンの独特の甘さには、人生を誤らせる小悪魔的な美女のような魅力が存在している。

レーズンバターサンドは、そのまま食べても美味しいが、ウイスキーのつまみとしても最高。

そして、北海道で忘れてはならないのが毛蟹。

北海道産 ボイル毛がに(400G×2尾)

酒のつまみとして最高。何もつけずに食べるのが好手で、身をカニミソにつけて食べるのが妙手、カニ酢につけて食べるのは悪手。また、生きた蟹は運んでいる間に身が細ってしまうので、浜で茹でたものを買うのが正解ということだ。

ところで王位戦。

今回の中継は、私がリスペクトする北海道新聞だ。

マスコミの視点からの独自の中継やスタッフブログには定評がある。

昨年の王位戦では、「深浦・羽生両者の食生活に関する1視点」という北海道新聞文化部長のコメントも掲載されているほどだ。

[つづく]