バトルロイヤル風間さんと10時間飲む(2)

京成小岩駅は、JR小岩駅とは15分も離れた距離にある。

駅前は静かな落ち着いた雰囲気で、下町というよりは閑静な住宅街。居酒屋はあまり見当たらない。

しばらく歩くと(といっても駅のそば)ラーメン店があったので、そこへ入った。

激辛味噌ラーメン、チャーシュー丼など魅力的なメニューもあったが、満腹状態なので、チャーシュー、餃子をつまみに、バトルさんは生ビール、私はレモンハイ。

店員の若い女性が、ものすごく綺麗な人だった。

「やっぱり何件も梯子して長時間飲むときは、知っている街のほうがいいね」

「たしかにそうですよね」

バトルさんは2杯目からレモンハイ。

「町屋はここから一本で行けるよね。これ飲んだら町屋へ出てみようか」

「そうしましょう。でもバトルさん、この店の女性…とても綺麗ですよ」

「あっ、やっぱりそう思ってた? そうなんだよ。さっきから気にはなっていたんだよな。 じゃあ、シューマイ頼もう」

店員の綺麗な女性には注文をするだけで、話しかけたりしたわけではないのだが、その後レモンハイを何杯頼んだことか。

店を出たのは16:30頃になっていた。

町屋では、バトルさんがコントを演じた後など打ち上げ会場となる「養老の滝」へ。

店長がバトルさんに「さっき京成立石にいたでしょう」と話しかけている。

バトルさんの麦藁帽子が目立ったとはいえ、すごいことだ。

町屋に住むMISAKOさん(バトルさんのコントの相方)も17:40から合流。

酒井法子容疑者事件、大原麗子、矢田亜希子が可哀想などの定番の話をはじめとして、様々な話題で盛り上がる。

こうなれば、私も秘密のネタを提供しなければならない。

「つい先日知ったことなのですが、○○の○○が○○だったんです」

バトルさん「えー、本当なの?」

MISAKOさん「信じられない!」

つづく