名人戦第2局、林葉直子さんがリコー杯女流王座戦アマ予選に出場など

昨日の名人戦第2局は、森内俊之九段が勝って2勝0敗とした。

羽生善治名人は名人戦序盤、2連敗となってしまった。

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羽生名人がタイトル戦で出だしが2連敗だった時の戦績を調べてみた。(2000年以降)

2010年竜王戦 2勝4敗 渡辺明竜王 ●

2007年王位戦 3勝4敗 深浦耕市八段 ●

2005年王位戦 4勝3敗 佐藤康光棋聖 ○

2005年棋王戦 1勝3敗 森内俊之名人 ●

2004年名人戦 2勝4敗 森内俊之竜王 ● 

2003年竜王戦 0勝4敗 森内俊之九段 ●

2001年王将戦 2勝4敗 佐藤康光九段 ●

2005年の王位戦以外は羽生名人がタイトル防衛あるいは奪還に失敗している。

羽生名人にとっては第3局以降、4勝0敗または4勝1敗のペースで行かなければならない。

2000年以降の名人戦で、出だし2連敗後に名人を防衛(奪取)したケースとしては、2007年の名人戦(森内名人-郷田九段戦、森内名人の4勝3敗)がある。

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林葉直子さんが、リコー杯女流王座戦の東日本アマチュア予選(4月30日開催)に出場することが決まった。→林葉直子さん、アマ予選に出場へ/将棋

林葉さんにとっては昨年7月28日の日レスインビテーションカップ女流棋士トーナメント以来の対局となる。

4月11日に行われた西日本アマチュア予選は、午前中が2勝通過、2敗失格のシステム。午後のトーナメントは2~3勝でトーナメント通過。

体調がポイントとなると思うが、大活躍を期待したい。

リコー杯女流王座戦一次予選は5月21日(土)の予定。

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今日は、マイナビ女子オープン五番勝負第2局、甲斐智美女王-上田初美女流二段戦が行われる。→中継