昨日発売された週刊新潮の林葉直子さんに関する記事の中で、明らかに間違っている記述があるので、ここで指摘をしておきたい。
間違っているのは次の部分。
棋界関係者によると「林葉は逆流性食道炎で、今年5月、将棋ペンクラブの集まりに顔を出した際には、千駄ヶ谷の将棋会館に着いたとたん、気分が悪いと言って嘔吐し、そのまま帰ってしまいました。(以下略)」
今年5月の将棋ペンクラブの集まりというのは、5月22日(土)に行われた将棋ペンクラブ交流会のことになるが、当日、林葉さんは11:20頃、将棋会館に到着している。
そして、体調が優れなかったことが理由ではあるが、帰られたのは15:00頃のことだった。
これは当日参加された多くの方も見ている事実であり、
「将棋会館に着いたとたん、気分が悪いと言って嘔吐し、そのまま帰ってしまいました」
というのは、明らかな誤り。
着いたとたんに帰ってしまうのと、きちんと3時間半近くいたのでは、物理的にも印象的にも大違いだ。
大きな記事ではないので、一人の談話の一部分のウラを取るというのは記者にとっても難しいことだが、掲載された談話と事実とでは、読者へ対する印象が異なるものになるので、残念なことだと思う。
週刊新潮は私の長年の愛読誌だ。
記事全体の内容を云々しているわけではないが、細かい部分ではあっても、本人にとってのイメージに影響するところなので、ここに明記した。