先週のことになるが、将棋倶楽部24の対局持ち時間に「早指し2」が新設された。
今までの「早指し」は、持ち時間1分で秒読み30秒。
これが「早指し2」では、秒読み30秒で、一手30秒を超過したら猶予持ち時間1分が減っていく方式。
序盤早々から悩むことはないので、終盤まで1分を残しておけるメリットは大きく、一度「早指し2」で指してしまうと「早指し」には二度と戻りたくない気分になるほどだ。
かなりなヒットだと思う。
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同じ考え方で、持ち時間15分・秒読み60秒の派生系の、秒読み60秒・猶予持ち時間15分というのも考えられるが、これは持ち時間30分・秒読み60秒よりも時間がかかりそうだ。
あれば面白そうなのは、秒読み30秒・猶予持ち時間10分といったところか。
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将棋倶楽部24で指し始めてほぼ10年。
最近は、指しても1日3局くらいで抑えているが、昔は休みの日など20局以上指したことがあった。
夢中になるのはいいとしても、これでは実生活で何もできなくなる。
幸か不幸か、ブログをやりだしてから、急速に対局数は減っていった。
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酒を飲みながら指すというのも一つの醍醐味。
はじめの1,2局は楽しい。
しかし、飲めば飲むほど負けが多くなり、今日はこのへんで止めてしまおうということになる。
適度な対局数で抑えるのには有効な方策だといえる。
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以前このブログで、「あなたは将棋では何党ですか? 」というアンケートを実施したことがあった。
結果は次の通りだった。
居飛車党 96票/22.4%
振飛車党 89票/20.8%
両方指す 107票/25.0%
どちらにも属さない力戦派 14票/3.3%
将棋を見るファン 122票/28.5%
私は振飛車しか指さないが、私にとって将棋倶楽部24では、振飛車対居飛車が3分の2、相振飛車が3分の1という感じなので、たしかにアンケート通りの結果になっている。
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最近、相振飛車で目立って増えてきたのが、相石田流。
それだけ石田流をやる人が急増しているということだ。
私は石田流を愛し続けて30年。
相手に石田流を指されると、恋人が他の男とデートしているのを見せつけられるようで、心が動揺したものだ。
以前は、棒金や中原流石田潰しなど、石田流には居飛車で対抗していたが、心の動揺が大きいのか、勝率は非常に悪かった。
それならば、こちらも石田流をやれば心静まるだろうということで、相手が石田流のときは相石田流にするようになった。
相石田流は非常に地味な戦いになる。
個人的には気が重い将棋だ。
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ネット対局と対面での対局は、雰囲気も異なるし楽しみ方も違う。
両方をバランス良く楽しめれば最高なのだろうと思う。