奨励会の試験に、上海在住の張シン君(14)が合格したと報じられた。
所司和晴七段のブログによると、張シン君は8月1日に来日し、所司七段が師範をしている津田沼カルチャー&将棋センターで勉強をしていた。
上海の指導者である許建東さんは所司七段と交流があり、このような縁になったのだろう。
来日早々の、所司門下の研究会(奨励会員と奨励会試験を受ける子)で、 張シン君は4勝2敗。
棋譜を見ると、矢倉党のようだ。
8月18日に行われた津田沼カルチャー&将棋センター子供将棋大会では、張シン君は4位。
1位と2位の子も奨励会を受験する子だというのだから、所司門下の層の厚さがうかがえる。
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現代の名伯楽、東が所司和晴七段とすると、西は森信雄七段。
森信雄七段のブログによると、今回の奨励会試験は7名受験して3名が合格。
所司門下も森門下も、奨励会に入る前から師匠に指導を受けているわけなので、すごいことだと思う。
上海の許建東さんは、森信雄七段とも交流がある。→上海、許建東さんと再会
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加部康晴さんの杜の都加部道場からも、三浦孝介君が奨励会に合格している。→加部道場掲示板
また、今年の小学生将棋名人戦で優勝して、今回奨励会に合格した山川泰熙君も、低学年の頃、加部道場で研鑚を積んでいる。
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これからも、奨励会の勝敗表を見るのが楽しみになりそうだ。