駒の動かし方を覚えた後に読むのに良さそうな絶版本と、ハンバーグの話題。
近代将棋2003年12月号、「橋本真季のやっぱり将棋やね!」の”真季のひとりごと”より。
この回は、「女性将棋ファンのつどい」の話題だった。
- 将棋教室で浦野七段が使用されたテキストは「困ったときに役に立つ将棋格言豆事典」。この本は既に絶版になっているとのこと。初心者講座の生徒さん数名から「買っておいてほしい」と頼まれ、探しているところだったのに…。内藤九段の「将棋ワークブック」とこの「将棋格言豆事典」は初心者の教科書としてはとっつきやすくて読みやすいのでいつもお勧めしていた。どこかに在庫はないだろうか、いやぜひ復刻してほしいものである。
ここで取り上げられている本は、次の二冊。
橋本真季さんがお勧めする本なので、初心者の女性にとっても読みやすい本なのだろう。
将棋ワークブック―将棋を覚える人のためのやさしい詰みと必至
価格:¥ 663(税込)
発売日:1993-07
困ったときに役に立つ将棋格言豆事典 価格:¥ 1,260(税込) 発売日:1999-07 |
- 山崎五段にファンから「自炊はしますか?」との質問が。「以前はやっていました」の答えにみんなが驚いたのは、レパートリーに「ハンバーグ」が入っていたこと。ものすごいマメですやん。という声に「まとめて作って冷凍しておけますから」。それにしてもハンバーグを作ろうという発想はやっぱりマメですやん。
ハンバーグは、挽肉とみじん切りにした野菜にパン粉を混ぜ、塩を加えて肉の粘性を出し、卵を繋ぎとして、フライパンで焼く料理。結構、下準備が大変だ。
私も学生時代に自炊を半年ほどやったことがあるが(自分で作る料理の美味しくなさに絶望し、半年でやめてしまった)、ハンバーグを作ろうなどという発想は全く起きなかった。
やはり山崎隆之七段は、かなりマメなのだろう。
ところで、今回調べてみてわかったことは、私は山崎七段と身長と体重がほぼ同じということ。
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中学生の頃、生まれて初めてハンバーガーを食べたとき、「世の中にこんな美味しいものがあったのか」と驚いた。
漫画の「ポパイ」でハンバーガーの存在は知っていたものの、それまではあまり意識はしていない食べ物だった。
私がこのように感じた食べ物はサラミソーセージとハンバーガーだけ。
ハンバーガーがどんなにジャンクフードと言われようが、私は一生ハンバーガーを支持するつもりだ。
私が好きなハンバーガーはオーソドックスなタイプ。
マックでいえばダブルチーズバーガーやビッグマックであり、健康的にトマトの輪切りが入っているようなハンバーガーは好きではない。照り焼き系も同様に好きではない。
高級すぎるハンバーガーも困りものだ。
日本を代表するTホテルのカフェラウンジで食べたハンバーガー。完璧なハンバーグがパンにはさんであり、一口かじると、ハンバーグから大量の肉汁が出てきて、私のネクタイとワイシャツにかかってしまった。
私の不注意なのだが、この場合ハンバーグはナイフで切ってから食べるべきだった。
味は完璧だったが、このような優秀なハンバーグを何もわざわざハンバーガーとして食べるのではなく、単品のハンバーグとして食べるべきではないかと思った。
それから、ハンバーガーで忘れられないのは、六本木にあった「ハンバーガーイン」。
2005年に閉店して、今は場所を移して再オープンしたということだが、ロアビルの前にあった頃の「ハンバーガーイン」には結構行ったものだ。
昭和30年代は、加賀まり子さんなど「野獣会」のたまり場だったらしい。
ここのチリバーガーが、飲んだ後の食べ物として絶品だった。
六本木ヒルズ、東京ミッドタウンができて、ハンバーガーインが六本木から姿を消す、六本木の昔の面影はどんどん無くなっていく。