森信雄六段(当時)の結婚式

将棋世界1994年3月号、グラビア「森信雄六段、結婚式行われる」より。

 1月12日、大阪のメルパルクホールで、森信雄六段、恵美子さんの結婚式が作家黒川博行夫妻御媒酌のもと行われた。

 昨年の婚約以来「こんなに幸せでええんやろうか」が口癖の森六段は、流石に満面の笑み。次々と繰り広げられる辛口の祝辞に場内は笑いが絶えず、実にアットホームでなごやかな式となった。「一時はもう結婚はできないとあきらめていたのですが」と最後には自分自身にも辛口のスピーチ。有吉九段をはじめとする約140名の出席者が平成将棋界の奇跡!?を温かく見守っていた。

 式の最後にはとうとう感激のあまり大粒の涙を流してしまった。心優しい41歳の森さんと御夫人に幸多かれ。

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将棋世界、同じ号の大崎善生さんの編集部日記より。

1月12日

 森さんの結婚式出席。森さんが敬愛する西川孟カメラマンの「純情をヘドロで包んだような男」に場内大爆笑。当たってる。

 当日、司会の神吉さんからいきなりスピーチの依頼にビックリ。何で前に言ってくれないんだ、と聞くと「そんなこというたら、大崎さん式に来んくなるからな」に妙に納得。有吉九段、南九段、勝浦九段、福崎八段らそうそうたる棋士達を前でのスピーチは本当に照れくさかった。

(中略)

弦巻さんと新大阪でコロッケを買い、ビールを飲みながら帰京。一日中心がほんわかしていた。

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平成将棋界の奇跡、純情をヘドロで包んだような男、などインパクトのある言葉で祝福されている。

ブログの文章を打っている私まで、ほんわかした気持ちになってくる。

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森信雄七段と大崎善生さんと言えば、「聖の青春」。

村山聖八段はもちろん当日の結婚式に出席していた。

山崎隆之七段が奨励会入りしたのは1992年の11歳のとき。中学になってから森信雄六段の家で内弟子をしていた時期があり、それが森信雄六段の結婚後のことになる。

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