1991年12月に行われた第5回駒音コンサートの様子。
将棋マガジン1992年3月号グラビア、「追跡!駒音コンサート」より。
第5回駒音コンサート(主催:日本楽壇将棋連盟・スポーツニッポン新聞社)が12月16日に東京・内幸町のイイノホールで開かれた。年の瀬恒例のイベントとなり、今回も賑やかに行われた駒音コンサートを追ってみた。
・棋士ののど自慢は森安秀光九段の「襟裳岬」で開始
・田中寅彦八段のギター独奏は「さくら変奏曲」
・二上達也九段は格調高く、シューベルトの「野バラ」
・塚田泰明八段「ラブ・ストーリーは突然に」
・プロのオーケストラを相手にタクトを振っているのが青野照市八段。歌劇「フィガロの結婚」序曲を指揮
・中村修七段はフィアンセ・辻雅子さんの前で「Say yes」を歌った
・和服の真部一男八段は「枯葉」を
・ドレスアップした林葉直子女流名人、ちょっと色っぽく「逢いたくて逢いたくて」
・もうすぐ母親になる中井広恵女流王位は「セレナーデ」
・歌には定評のある長沢千和子三段は「風の盆恋唄」
・枝豆城のいち姫・清水市代三段は「上杉節」
・新婚で幸せいっぱいの神田真由美初段は「夢をあきらめないで」
・「お祭りマンボ」を選曲した訳は、「この衣装を着たかったので」と山田久美二段。
・何といっても大ウケだったのが、小林健二八段の「さそり座の女」。顔にご注目、メイクにも凝って登場。「明日から街を歩けなくなる」といいながらも、嬉しそう
・トリを歌うのは内藤國雄九段しかいません。「浪花ふたりづれ」
—–
駒音コンサートは1984年にスタートし2000年の第14回まで続けられた。また、2004年には復活開催されている。
会場使用料などで赤字が続いた駒音コンサートだが、ニコニコ生放送などで同様の企画があれば楽しいと思う。