2012-07

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「名人は素手で、あーたは日本刀とダイナマイトを持ってるんだよ」

将棋マガジン1990年2月号、安部譲二さんの「負けても懲りない12番 第2番 谷川浩司名人 二枚落ち」より。 書いたものが初めて活字になって、雑誌に載ったのが昭和58年の年末。  そして最初の単行本「塀の中の懲りない面々」が出版されたのは、...
棋士のエピソード

森信雄六段(当時)「なんかサギみたいやなあ」

将棋マガジン1994年6月号、鹿野圭生女流初段(当時)の「タマの目」より。 アマプロ戦  先日、NECのC&Cプラザで行われたアマプロ戦は、ベスト4に残ったのが、村山七段、久保四段、窪田四段、増田三段であった。この四人の賞金トータルが90万...
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窪田義行三段(当時)「あっ、失礼しました」

将棋マガジン1994年5月号、駒野茂さんの「スポットライト奨励会」より。まれに見る大混戦  3月3日、東京将棋会館4階の特別対局室。この一室で行われた最終局が全局終わった時、筆者が北浜に、「明日は予定ありますか?もしなければ写真撮影をしたい...
棋士のエピソード

1994年の藤井猛九段(後編)

将棋マガジン1994年6月号、高橋呉郎さんの「形のメモ帳 藤井猛 振飛車党期待の新旗手」より。 二十歳・初段の関門  中学に入ってからも、しばらくは、藤井の独学時代はつづく。学校の成績は、上のほうにいた。平凡に高校から大学に進学する道も考え...
タイトル戦の食事

王位戦第1局対局場「ホテルおもと」

羽生善治王位に藤井猛九段が挑戦する王位戦第1局は長野県松本市の「ホテルおもと」で行われる。→中継 「ホテルおもと」は、松本城主も愛でた1300余年の歴史ある名湯と旬の手作り会席料理が自慢の宿。北アルプスを望む露天風呂も絶妙だ。 〔ホテルおも...