将棋世界2002年4月号、田丸昇八段(当時の編集長)の編集後記より。
今月号表紙には、今期順位戦で昇級一番乗りを果たし、1年で見事にA級復帰した島朗八段に登場してもらいました。そのグラビア取材は小田急線・経堂駅近くの喫茶店「いまあじゅ」で行いました。ここは島八段や森下卓八段の行きつけのお店だそうで、島八段の著作「純粋なるもの」にも出てきます。
店主の方のお話によれば、その本を読んだ将棋ファンが遠方からわざわざ訪ねてきたことがよくあったそうです。
店内に飾られている数多くの素晴らしいコーヒーカップなどが、表紙の背景として花を添えましたが、自家製のコーヒー・ケーキ・オーブンサンドなどが大変に美味しかったことも申し添えておきます。
(以下略)
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島朗九段の「純粋なるもの」にも出てくる喫茶店「いまあじゅ」。
小田急線経堂駅北口の「すずらん通り」を入って、すぐ右手の赤いレンガのビル「ドム経堂」の2階奥にある。
店内は木製ばりの純喫茶風。
コーヒーは、スペシャリティー・コーヒーという期間限定のものをはじめとして、こだわりのある本格的なコーヒーが出てくるという。
また、ケーキなどは自家製。
ある日のスイーツメニューの一例は次の通り。
・シフォンケーキ
・ドライフルーツケーキ
・焼きプリン
・チョコレートスクエアケーキ
・パウンド・ジェース
・ガトー・ショコラ
・カトル・カール
・ユンベルサシヨン(アーモンドクリームパイ)
・苺のクリームケーキ
・アップルパイ
・苺のババロア
・ウィークエンド
・マルガッシュ(チョコレートケーキ)
「ケーキセット」では「ケーキのWセット」というオプションもあり、ケーキの個数を増やせば増やすほど1個あたりのケーキの値段が安くなっていくという。
かなり魅力的なオプションだ。私でも2~3個頼んでみようという気になってしまいそうだ。
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いまあじゅ自戦記→炭火焙煎珈琲 いまあじゅ 経堂
純粋なるもの―トップ棋士、その戦いと素顔 (新潮文庫) 価格:¥ 460(税込) 発売日:1999-11 |