将棋世界2002年1月号、飯島栄治四段(当時)の「創作次の一手 解答と解説」より。
11月3日、おいらの師匠とも言うべき木村一基五段の結婚式に行ってきました。あんなに緊張している木村先生は初めて見た。新婦の村松洋子さんのウェディングドレスはきれいだったなー! 木村先生の挨拶はおもしろかったなー! 先生、お酒の飲み過ぎには気をつけて、亭主関白を目指してこれからはがんばってくださいね(笑)。とっても幸せいっぱいのお二人でした。
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将棋世界同じ号の、野村隆さんの「編集後記」より。
木村一基五段の結婚式に行ってきました。お相手は我が将棋連盟に勤務する美人の村松洋子さん。対局日の昼休みに編集部に来ては「はあ」とため息をもらしていた木村さんもこの日ばかりは緊張していたようです。
最後の新郎の挨拶は「指輪をはめる時、新婦の手がふるえていました。君、ふるえているね、と声をかけたら、ふるえているのは貴方の手よ、と言われました。対局より緊張しました」。お幸せに!
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この木村一基五段(当時)の結婚披露宴こそ、三浦弘行八段(当時)がずっと詰将棋を解いていたと言われる披露宴だ。
→三浦弘行八段(当時)「わがままな女性は将棋によくないのですか?」
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木村一基五段の新婚の頃の様子は次の通り。
→新婚2週間後の木村一基五段(当時)と夜の行方尚史六段(当時)
結婚1年目の奥様のエッセイもある。
→リレーエッセーその38 思うこと 木村洋子(将棋パイナップル)
木村一基七段(当時)に第一子のお嬢さんが誕生した頃。
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この頃の木村一基八段は、対局時は昼食をほとんど口にしていなく、昼食はのど飴ということが多かった。
そういうことで考えると、外出もしないので休憩の時間はたっぷりあるわけで、昼食休憩時によく将棋世界編集部に顔を出していたものと思われる。
「はあ」というため息は、どのような雰囲気の「はあ」だったのだろう。