2015-10

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藤井猛九段「こっちは優秀かどうかで戦法を選んでない。指してて楽しいかどうかなんだから」

将棋世界2004年5月号、山岸浩史さんの「盤上のトリビア 第2回 居飛車党と四間飛車党は別の人種である」より。 四間飛車が嫌いだ! お互いを理解しあえないのは、男と女だけではなかった、という報告である。もともと私は四間飛車党を、同じ将棋を趣...
タイトル戦の食事

第28期竜王戦第1局対局場「宇奈月国際ホテル」

糸谷哲郎竜王に渡辺明棋王が挑戦する竜王戦、第1局は、富山県黒部市の「宇奈月国際ホテル」で行われる。→中継 「宇奈月国際ホテル」は、日本でも指折りの峡谷美と湯けむりただよう温泉情緒が満喫できる温泉リゾートホテル。 〔宇奈月国際ホテルの料理〕 ...
観戦記

渡辺明六段(当時)の竜王戦第1局

近代将棋2005年1月号、相崎修司さんの第17期竜王戦第1局〔渡辺明六段-森内俊之竜王〕の観戦記『挑戦者の「余裕」竜王の「気負い」』より。 この対局はソウルで行われた。 10月18日  9時半、対局場の新羅ホテルをバスで出発する。  まず向...
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順位戦の悪夢

将棋世界1995年5月号、鈴木輝彦七段(当時)の「矢倉中飛車の美学」より。  3月17日のA級プレーオフをもって1年間の順位戦は幕を閉じた。正に悲喜交々といった所だが、正月からの2ヵ月、特に2月から3月初旬までの1ヵ月をこれ程長く感じた事も...
観戦記

先崎学少年

近代将棋1988年2月号、炬口勝弘さんのアマプロ勝ち抜き戦〔先崎学四段-金子義之アマ五段〕観戦記「三度目の決戦」より。  先崎君に初めて会ったのは、今からもう8年も前になる。昭和54年の秋、奨励会入会試験の受験生、たしか47人だったと思うが...