将棋世界2005年8月号、「羽生善治四冠 棋聖戦直前20日間日記」より。
5月23、24日
対局。山口県宇部市にて名人戦第4局。森内名人に負け。完敗でした。5月25日
名人戦から戻ってきて散髪。5月26日
棋士総会。予想より早く終わった。終わってすぐ帰宅。瀬川さんの件がすんなり決まってよかった。5月27日
研究、休憩、色紙書き。5月28日
取材と対談が一本。5月29日
オフ5月30日
松尾歩、片上大輔、佐藤和俊と研究会。1勝2敗。若い人は強い。5月31日
オフ6月1日
名人戦で箱根へ移動。6月2、3日日
名人戦第5局。相横歩取りで勝ち。これで名人戦は2勝3敗に。意外な戦形だったし、序盤から乱戦になって緊張した。なんとか勝って、次に向かう。6月4日
移動日。6月5日
子供の参観日。6月6日
対局（銀河戦）6月7日
取材が2本。6月8、9日
準備と雑用。
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当然といえば当然だが、やはり一度の2日制タイトル戦で4日間必要になるのが大きい。
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細かくは書かれていないが、授業参観日や散髪に行った後や取材日なども一人で研究は行われているのだろう。
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羽生善治四冠（当時）が一度の散髪でどれくらい髪の毛を切っていたのか調べてみた。
上が将棋世界に掲載された名人戦第4局の写真（撮影は弦巻勝さん）。散髪直前。
下が将棋世界に掲載された名人戦第5局の写真（撮影は中野英伴さん）。散髪後1週間。
あまりダイナミックには切っていないが、耳が全部出るくらいの切り方であることがわかる。
