2019-02

棋士のエピソード

将棋よりもゴルフに現れる棋士の性格

将棋マガジン1988年5月号、大内延介九段の「大内流振り飛車穴熊指南」より。  プロ棋士の間では最近ゴルフ熱が高まっていて、将棋連盟では年に4回ゴルフコンペを開いている。  将棋に棋風があるように、ゴルフでもその人の性格が実によく表れて面白...
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羽生マジックのあけぼの

将棋マガジン1986年10月号、川口篤さん(河口俊彦六段・当時)の「対局日誌」より。  順位戦は序盤を終わったところだが、一番の話題は、新四段羽生の活躍だろう。  2戦2勝、その内容たるや、一つは中盤で金損。一つは終盤で詰みを逃れる、といっ...
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中原・谷川型と大山・米長型

将棋マガジン1986年11月号、川口篤さん(河口俊彦六段・当時)の「対局日誌」より。  さて、羽生の強さがお判りいただけたろうか。中原・谷川型とちがう、大山・米長型の天才なのである。たしかに強さが判りにくい。 * * * * * 将棋マガジ...
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年度別・新四段の順位戦戦績(1977年~2017年度)

将棋マガジン1987年8月号、「新四段の成績」より。  最近10年間で、順位戦に参加した新四段は58人!に達します。今度は、その新四段の星取りを紹介しましょう(例えば、初戦の勝率は6割強になる)等を探ってみてください。  尚、棋士名の上の数...
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羽生善治四段(当時)の初めてのNHK杯戦

将棋マガジン1986年6月号、「公式棋戦の動き NHK杯戦」より。  お隣の早指し戦と同様NHK杯戦も新シリーズが開始されました。  福崎-羽生戦。第36回の劈頭を飾るにふさわしい魅力的なカードが実現しました。ご覧になった方も多かったでしょ...