2020-03

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大野八一雄五段(当時)「最近、中川は、そっと近づいて来ては人の腕と胸をさわる」

将棋世界1992年4月号、大野八一雄五段(当時)の「公式棋戦の動き」より。 全日本プロ  4図は羽生が△9七桂と打ったところ。この桂馬は成香にヒモをつけただけの一着。  この手だけを見れば、羽生苦戦と思ってしまうが形勢は羽生優勢というのだか...
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森下卓六段(当時)の壮大な盤外作戦

将棋マガジン1992年3月号、読売新聞の山田史生さんの「第4期竜王戦七番勝負を振り返って」より。  太陽のギラギラ照りつけるバンコクでスタートした竜王戦七番勝負は、雪の舞う冬の天童で幕を閉じようとしていた。  第7局は暮れもおしつまった12...
自戦記

羽生善治棋王(当時)「棋士にはそれぞれ、相性の良い、あるいは悪い棋戦がある。私にもそういうのがあって、どうしても勝てない棋戦がある」

将棋世界1992年3月号、羽生善治棋王(当時)の連載自戦記「一手が敗因」(第33期王位戦、対 島朗七段)より。  棋士にはそれぞれ、相性の良い、あるいは悪い棋戦がある。  私にもそういうのがあって、どうしても勝てない棋戦がある。  それは、...
将棋ペンクラブ

将棋ペンクラブ入会のご案内(2020年)

将棋ペンクラブは、文章を通じての将棋ファン拡大とライターの発掘、養成をはかることを目的として1987年に設立されました。 将棋ペンクラブ会員数は2019年12月時点で409名(うち棋士・女流棋士は30名)です。 機関誌発行と将棋ペンクラブ大...
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増田康宏六段が言っていたとしても不思議ではない1992年の「森下語録」

近代将棋1992年2月号、田辺忠幸さんの「将棋界 高みの見物」より。  ある正月用の企画で、竜王戦で活躍中の森下卓六段と、囲碁の青木喜久代女流鶴聖との対談が実現した。  私が司会をしたのだが、内容は森下の独演会に近く、彼の弁舌は大いに振るっ...