棋士のエピソード

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東海の鬼といわれて(中篇)

「東海の鬼-花村元司九段棋魂永遠記-」より、将棋ジャーナル1983年1月号、湯川博士さんの「東海の鬼といわれて」より。 棋楽と棋魂 「アマとプロの違いは、棋楽と棋魂だね。素人は楽しみであり道楽だ。玄人は一手一手に魂を入れて指す。これは魂の入...
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東海の鬼といわれて(前編)

「東海の鬼-花村元司九段棋魂永遠記-」より、将棋ジャーナル1983年1月号、湯川博士さんの「東海の鬼といわれて」より。 背広とコーヒー  花村九段が初めて将棋ジャーナル誌に登場したのは、56年の7月号『勝負師対談』である。お相手は作家の阿佐...
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阿部隆八段と畠山鎮七段の本音トーク

近代将棋2006年8月号、池崎和記さんの「関西つれづれ日記」より。 5月某日  大阪駅前のホテルグランヴィア大阪で、阿部隆八段のA級昇級と畠山鎮七段のB級1組昇級を祝う会。  200人を超す参加者があり、大盛況だった。うち棋士は田中魁秀八段...
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車の中の感想戦

二人だけの世界。 NHK将棋講座2006年7月号、故・池崎和記さんの「棋界ほっとニュース」より。  藤井猛九段が羽生善治選手権者に挑戦していた朝日オープン将棋選手権五番勝負が決着した。3-1で羽生が防衛。これで羽生は3連覇である。 (中略)...
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森下卓八段(当時)の金言

今日は社会人団体リーグ戦。 実戦感覚を戻すために将棋倶楽部24で5局ほど対局したが、勝つ時は相手の時間切れで、負ける時はトン死。良くないパターンだ。 今日は自戒の意味も込めて。 近代将棋1996年1月号、故・池崎和記さんの「福島村日記」より...