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羽生善治六冠(当時)二題

将棋マガジン1995年7月号、読者の投稿欄「コマゴマ掲示板」より。 4月29日の岡崎将棋まつりに行って来たのですが、ここでの羽生名人・竜王のチャリティーサイン会がスゴかった。 定員30名というところに長蛇の列ができ、締め切った後も、あきらめ...
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森下卓八段(当時)「今までの名人は、他の棋士にダメージを与え、強くさせないようにして自分の地位を守ってきたが、羽生さんは彼が出てきたことによって、周りの棋士まで強くなったような気がします」

近代将棋1995年7月号、青野照市九段の「実戦青野塾 木村義雄の再来」より。 今期名人戦の第2局は、新聞の観戦記が前年名人戦で敗れた米長邦雄前名人という、非常にユニークな企画で、かつ内容も面白いものであった。 その文中に、羽生善治名人は木村...
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1995年の将棋ブームと2020年の将棋ブームの違いを考える

将棋マガジン1995年7月号、「将棋に魅かれた人達 ーイベント会場に来る女性ファンー」より。 黄金週間に行われた第3局では、第1局と同じく「名人戦フェスティバル」が東京と大阪で行われ、多くのファンが解説会・指導対局に参加した。赤坂プリンスホ...
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羽生善治六冠(当時)「この将棋は逆転という表現ではくくれないもので、それこそ、神様のいたずらか何かでしょう」

将棋マガジン1995年7月号、羽生善治六冠(当時)の「今月のハブの眼」より。 私の住んでいる所は目の前に桜並木があり、毎年、春になって花を咲かせているのを楽しみにしています。昼間も素晴らしいのですが、夜になると、ライティングをして、とても幻...
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羽生善治六冠(当時)の口ぐせ、谷川浩司王将(当時)の口ぐせ

近代将棋1995年5月号、明石覚さんの「好きな言葉、巧みな話術、際立つ仕草」より。「言葉は文化です。言葉は生き物です」を冒頭のキャッチフレースとしたテレビ番組があったが、人には無意識に使っている好きな言葉がある。そして、そのひとつひとつの言...