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「この型の人は『種を蒔く』ことは好きだが『刈り入れる』ことには興味が湧かないという特徴を持っている」

将棋世界1997年3月号、真部一男八段(当時)の「将棋論考」より。  升田型の棋士、大きな構想力を以て新手法を打ち出し、ぐいぐい局面を主導的に動かして行く。その勝ち方は真に鮮やかであり喝采を浴びる。  だがその反面、負ける時はちょっとしたケ...
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中井広恵女流五段(当時)「先日も、佐藤康光八段と仕事でご一緒したが、私が側に寄ると、何故か小声になる」

近代将棋1996年8月号、中井広恵女流五段(当時)の「棋士たちのトレンディドラマ」より。  私がエッセイを書いているせいか、親しい友人達は、何か書かれるのではと警戒しているようだ。  先日も、佐藤康光八段と仕事でご一緒したが、私が側に寄ると...
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3月27日(土)木村一基九段「人生は百折不撓」(NHK文化センター仙台校)

3月27日(土)にNHK文化センター仙台校で、木村一基九段の特別講座「人生は百折不撓」が行われます。 聞き手は、仙台市在住の加藤結李愛女流初段が務めます。 日時:2021年3月27日(土)13:30~15:00 場所:NHK文化センター仙台...
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米長邦雄九段「たとえはあまりよくないですが、明日、泥棒に入りますよ、といった手が▲2六桂なんです。早く入ればいいのに、明日入るという予告をするところが玄妙ともいえますね」

近代将棋1996年11月号、米長邦雄九段の「米長さわやか流対談、この一局」より。聞き手は福本和生さん。 米長 今月は第37期の王位戦を振り返ってみたいと思います。それも第4局の羽生王位の摩訶不思議ともいうべき一手だけを中心にしてね。 福本 ...
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佐藤康光八段(当時)「6月19日の夜。ちょっと狭いけど、私の家でどうでしょう」

将棋マガジン1996年9月号、青島たつひこさんの「佐藤康光&森内俊之のなんでもアタック」より。  前回の催し、「10秒将棋トーナメントが終わったあとの企画会議。 ―次回の企画は「棋士の内蔵データに挑戦」というのをやりたいと思います。プロ棋士...