奨励会

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「出だしの成績もいい。それ以上にツラ構えが良かったのである」

将棋マガジン1994年12月号、駒野茂さんの「スポットライト奨励会」より。有望そうな新人 9月の第2例会から、新入会員が参加。その中で、渡邊明6級と阿久津主税6級が目を引いた。 出だしの成績もいい。それ以上にツラ構えが良かったのである。 天...
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小林宏五段(当時)「月並みだが頑張ってくれ。そしてまたうまい酒を呑もう」

将棋世界1994年11月号、小林宏五段(当時)の「東西奨励会奨励会成績」より。 三段リーグの続きになるが、今期限りで田畑と小河の2人が年齢制限のため退会となった。 田端は昭和52年入会で最古参。新四段となった矢倉と鈴木がまだ3歳の頃である。...
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羽生善治五冠(当時)「いやあ、今思うと気恥ずかしい気がしますね」

将棋マガジン1994年1月号、小室明さんの「羽生善治未公開棋譜の一挙公開 先崎少年とのケンカ将棋」より。1983年7月7日東京・将棋会館 奨励会・香落(持ち時間各1時間)▲3級 羽生善治△2級 先崎学初手からの指し手△3四歩▲7六歩△4四歩...
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傷心を癒す旅に出て10キロ太った田村康介三段(当時)

将棋マガジン1993年7月号、駒野茂さんの「スポットライト奨励会」より。 第13回の三段リーグが新緑の香り漂う中スタートし、すでに4戦を消化した。 今回筆者が特に注目しているのはタムリンこと田村康介。 こう言うのには、ちょっとした理由がある...
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田村康介三段(当時)「勝っても報われずか。旅に出るか」

将棋マガジン1993年5月号、駒野茂さんの「第12回三段リーグ 展望から結末まで」より。 第12回三段リーグの対戦表が出来上がった時点で、参加32名全員にインタビューした。 コメントの内容は個々に違う。それは別表を見比べて頂くとして、興味深...