深浦康市王位と木村一基八段の間で戦われる王位戦第1局の対局場は岐阜県下呂市の「水明館」。→中継
飛騨の山懐に抱かれ、清流飛騨川沿いに建つ水明館。三ヶ所の趣の異なる温泉大浴場の湯めぐりや地元産素材を取り入れた手作りの懐石料理、館内には多彩な施設を備え、真のリゾートの醍醐味が楽しめる。
王位戦の大盤解説は「石橋の間」で行われる。
「石橋の間」は観世流能楽師・関根祥六師の監修で建築された本格能舞台。
[温泉]
効能は運動器障害、リウマチ、神経麻痺、病後回復、疲労回復などで、美容や健康づくりにもすぐれた効果がある。
[食事]
部屋で食べる会席料理が主体だが、館内にはレストランもあり、全体的に非常に充実している。
和食、洋食、中華の各厨房を備えたレストラン。
「飛騨牛」や「飛騨美濃けんとん」を使った料理を和・洋・中の調理人がそれぞれ用意。「けんとん」は「健康豚肉」を意味する。和食・洋食・中華の全50種、ランチバイキングもある。
飛騨の古民家を思わせる郷愁あふれる北乃寮。
昼食向きに、極めてインパクトの強いメニューが用意されている。
・飛騨牛丼(すき焼き) 1500円
・飛騨牛丼(まぶし) 2200円
・飛騨牛丼(焼肉) 2300円
・飛騨牛丼(ステーキ) 2500円
・飛騨牛丼(ステーキ上) 2900円
フレンチレストラン。昼食向きの魅力的なメニューは
・飛騨牛ハンバーガー 1500円
・飛騨けんとんカツレツバーガー 1500円
夜食処。飲み終わった後のラーメンを食べたい時には絶好。営業時間が21:00~24:00なので、昼食のメニューの対象とはならないかもしれない。
・しょうゆラーメン 800円
・しおラーメン 800円
・飛騨けんとん坦々麺 1000円
[昼食予想]
王位戦の中継では、昼食メニューが触れられないケースもあるが、考察はしてみたい。
将棋棋士の食事とおやつで、 深浦康市王位の対局時の昼食の傾向を調べてみたが、オールラウンドプレイヤーで、特に特徴が見当たらない。
強いていえば、「○○うどんとおにぎり」のケースが多いかもしれない。
また、今期の順位戦では冷やし中華、とろろせいろの採用率が高いが、これも今夏の傾向で、何ともいえない。
過去の、2004年の水明館で行われた竜王戦では、
森内俊之前竜王が
えびフライランチ、ステーキセット
渡辺明竜王が
ビーフカレーセット、飛騨ざるそば。
個人的には、両対局者とも、飛騨牛丼食べ比べを二日間に渡って展開してほしいと思っているが、木村八段は、一度は飛騨ざるそばを頼むかもしれない。