2011-04

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「あ、どうも。佐藤です」

佐藤康光九段が放った奇手。近代将棋2004年5月号、スカ太郎さんの「関東オモシロ日記」より。「あ、どうも。佐藤です」 受話器から聞こえてきた声は、まぎれもなく佐藤康光棋聖である。「アドウモサトウデス」というわずか9音の中に、1秒間に1億と3...
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名誉前王座

福崎文吾九段の心意気。近代将棋2006年1月号、故・池崎和記さんの「関西つれづれ日記」より。その控室に福崎新九段がやってきたので「昇段おめでとうございます」と声をかけると、「あ、ありがとうございます」。僕はしかし、福崎さんが昇段を決めたB級...
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羽生名人のTAKARAZUKA

羽生名人をギブアップさせるほどのパワー。将棋世界1998年12月号、島朗八段(当時)のエッセイより。 阪急といえば、何ヵ月か前に沿線に住まれている森信雄先生とお話していて、宝塚大劇場やファミリーランドの話題になったことがある。そのときに森先...
棋士のエピソード

「棋士の中で一番読み筋が合わない人です」

午後11時、六本木の街角を歩く男女。男は女に惚れている。「今日はごちそうさま。楽しかった」「もう一軒、軽く飲みに行こうか」「ありがとう。でも今日は早く帰らなきゃ」「じゃあ、家まで送るよ」「本当!? うれしいな」タクシーの車中。「そうそう、こ...
日記など

森内俊之九段の杞憂

バトルロイヤル風間さんの仕事場の本棚が地震で倒れ、そこから出てきた週刊将棋の2005年新年号用の元原稿。元原稿を懐かしむバトルさんのブログの似顔絵第1弾は森内俊之九段。コピーは、細本数子(細木数子さんのバッタモン)が、その棋士の2005年を...