読む 二上達也九段「自分が勝てば誰かが負ける。しかしその人は悲しんでも他の誰かが救われている」 将棋世界1986年12月号、中平邦彦さんの「痛恨の一局 二上達也九段の巻」より。 二上九段のことを語るとき、太宰治のイメージが浮かび、含羞という言葉が思われるのはなぜだろう。文学と将棋はまるで違うし、生き方だってちっとも似てやしない。片や... 2018.01.16 読む