矢内理絵子女王に岩根忍女流二段が挑戦するマイナビ女子オープン第2局の対局場は大阪の「芝苑」。
将棋界ではおなじみの老舗料亭だ。
女将の久島眞知子さんは将棋普及指導員の資格ももっており、2006年には大山康晴賞を団体として受賞している。
また芝苑では、お茶の係の担当者(和服の美人女性)が、前日の検分の前に、大阪駅や宿泊先のホテルまで対局者を出迎えに行くことになっているということだ。ワクワクしてしまう。
芝苑のタイトル戦での料理を見てみたい。
芝苑の料理は昼も夜もコース料理のみだが、タイトル戦の昼食は豪華な弁当となる。
サイトの「将棋だより」より。
2006年朝日オープン
(一の段)
蟹卵巻、帆立貝ポテト焼、海老アーモンド揚げ、天子南蛮漬け、梅香独活、床節柔らか煮、うにジャン、巻湯葉つけ焼、才巻旨煮、新甘しょう、蝶々南京、白魚あらい、アスパラサーモン、一寸豆
(二の段)
子鯛の手まり寿司、ゆかりご飯、鰻胡瓜巻、赤かぶら、花弁生姜
(三の段)
竹の子、里芋、金時人参、蓮根昆布、青豆
(椀)
雲丹しんじょう・浜防風・鳴門わかめ
(デザート)
フルーツの三色寄せ 抹茶のアイスクリーム
2005年朝日オープン
2004年朝日オープン
2004年棋王戦
三段弁当とひさご弁当の違いは器(ひさご弁当はひょうたん型の器 )であり、2004年はタイトル戦が二度続いたので趣を変えたものと思われる。
芝苑でのタイトル戦の昼食は、基本的には三段弁当になるものと予想したい。