違っていた血液型

昔の将棋年鑑より。

棋士名鑑での林葉直子さんの血液型の記述は次のようになっている。

1990年版まで

林葉直子女流五段 血液型:A型

1991年版

林葉直子女流五段 血液型:本当はB型だった

1992年版以降

林葉直子女流五段 血液型:B型

林葉さんは、1990年後半か1991年前半に久々に血液型を調べたのだろう。

そうしたら、今までA型だと思っていたのがB型だった、という流れ。

—–

私の知り合いでも、子供の頃A型と判定されたのに大人になって検査したらAB型だったという人がいた。

湯川博士(O型)・恵子(A型)さんのご長男は、産まれた時にO型と判定されたが、大人になってから手術を受ける時に検査をされてみるとA型だった。

博士さんと恵子さんが見舞いに行った時、ご長男は元気がなかったという。入院して気分が滅入っているのかなと思ったが、実態は違っていた。

「A型って几帳面だというけど、俺、いまさら几帳面になんかなれないよ」

—–

私はAB型だが、検査の結果、実は他の血液型だったとか言われたら、やはり結構驚いてしまうと思う。

特に林葉さんは、 血液型診断的にはA型の正反対といわれるB型だったわけなので、インパクトは非常に大きかったかもしれない。

—–

いろいろと調べてみると、次の2つ(4つ)のケースがあるという。

  1. 本当はA型(またはB型)なのに、産まれた時はO型と判定される
  2. 本当はAB型なのに、産まれた時にA型(またはB型)と判定される

産まれたばかりの時には、まだ十分に血液型が現れていない場合があり、A型の因子またはB型の因子の反応が弱いと、正しく判定されないことがあるらしい。

—–

そういうことから見ると、林葉さんの場合は、非常に珍しいケースだったといえる。