「この棋戦でいちばん恩恵を被ったのが私です」

将棋世界2002年6月号カラーグラビア「第20回朝日オープン選手権決勝五番勝負第1局 第20回記念の前夜祭に歴代優勝者が一堂に会す!」より。

第20回朝日オープン選手権決勝五番勝負は、杉本昌隆六段と堀口一史座五段の戦い。

第20回を記念して、第1局前夜祭には9人の歴代優勝者が出席した。

棋士の壇上での挨拶。(段位などは当時)

谷川浩司九段

「この棋戦でいちばん恩恵を被ったのが私です(通算7回優勝)。杉本六段と堀口五段は、こんなに多くの一流棋士たちから拍手を受けるのはこれが最初で最後では・・・」(場内大爆笑)

森下卓八段

「いえ、いちばん恩恵を被ったのはこの私です。妻と子どもができました」(五番勝負の対局場に勤めていた夫人と知り合って結婚した。この前夜祭には一家で出席)

大内延介九段

「当時(1987年)の優勝賞金600万円を株に投資したら、3倍になった」

羽生善治竜王

「今の時代に合った棋戦。そのうちにアマが活躍するでしょう」

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恩恵被り自慢というのも、なかなか面白い。

それにしても、羽生二冠の予言が当たっているところがすごい。