王将戦第2局対局場「ホテル花月」

王将戦第2局は、栃木県大田原市の「ホテル花月」で行われる。→中継

ホテル花月は、那須山や那珂川を望める、ホテルの機能と旅館のくつろぎを持った湖畔の観光旅館。

〔昼食実績〕

将棋棋士の食事とおやつによると、「ホテル花月」での昼食実績は次の通り。

久保利明王将

2011年 天ぷらうどん おにぎり2つ、ビーフカレー ○

2010年 天ぷら定食、幕の内弁当 ●

2008年 天ぷらうどん、ミックスフライ定食 ●

佐藤康光九段

2007年 鴨南蛮うどん、鳥南蛮そば ○

羽生善治名人

2010年 天ぷらうどん、特製ビーフカレー ○ 

2009年 サンドイッチ、特製ビーフカレー ●

2008年 サンドイッチ、天ざるそば ○

2007年 なめこそば、クラブハウスサンドイッチ●

深浦康市九段

2009年 天ざるそば、天ざるうどん ○

豊島将之六段

2011年 松花堂弁当、なめこそば ●

深浦九段や佐藤九段のように、一日目と二日目に、同じようなものが具になっている蕎麦とうどんを併用することが、「ホテル花月」における隠れた必勝パターン。

〔昼食実績〕

昨年の王将戦中継ブログによると、「ホテル花月」の昼食メニューは次の通り。

・松花堂弁当

・うな重定食

・与一輪っぱ・海ものがたり

・天麩羅定食

・お造り定食

・天ざるそば・うどん

・天麩羅そば・うどん(温)

・なめこそば・うどん

・とちぎ黒毛和牛フィレステーキ定食

・特製・ビーフカレー

・ミックスサンドイッチ

久保利明王将の「ホテル花月」での一日目は天ぷら色が強い。二日目をどう読むかだが・・・

久保利明王将

一日目 天ぷらうどん

二日目 松花堂弁当 

と予想したい。

佐藤康光九段は、前局で勝った場合、前局と同じメニューを続ける傾向もある。

あるいは、2007年のように「ホテル花月」における隠れた必勝パターンを狙ってくるか。

佐藤康光九段

第1局と同じメニューを続ける場合は次の予想。

一日目 ビーフカレー 

二日目 うな重定食

「ホテル花月」の隠れた必勝パターンで攻めるなら、

一日目 天ざるそば

二日目 天ざるうどん  

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(朝食例)

棋士たちの野球大会

将棋マガジン1990年1月号、頁下の3行コラム「若手棋士こぼれ話」より。

 (1989年)10月24日早朝、神宮外苑軟式野球場・コブシ(人工芝)球場で、キングス・ジュニア(若手棋士、奨励会員チーム)VSバッカス(日本将棋連盟職員チーム)の軟式野球・七回戦が行われた。

 当日、キングス・ジュニアは、中田(宏)監督が珍しく欠席、又、新人王戦・第2局が行われる日とあって、中川四段も残念ながら欠席となったのだが、それでも若手棋士・奨励会員らが、合計13人(!)同球場に集合した。

 同チームの打順(11番迄)は、

一番(サード):秋山三段

二番(センター)中座二段

三番(ライト)泉六段

四番(キャッチャー)達五段

五番(ショート)準棋士の小田切初段

六番(セカンド)飯塚二段

七番(レフト)郷田三段

八番(ファースト)長岡二段 

九番(ピッチャー)小河初段

そして指名打者に、植山五段と森内四段という豪華(?)な布陣。

更に、ベンチには、鈴木桂一郎・元奨励会二段、マネージャーの清水市代女流三段が控えた。

 一方、バッカスチームも、強力新人を二名加入させるなど戦力充実、白熱の好勝負が期待された。

 ところが、前の週に予定されていた試合が雨で流れ、スライド登板となった小河投手の調子が今イチ、試合は序盤から大荒れとなった。(以下次号)

将棋マガジン1990年2月号、頁下の3行コラム「若手棋士こぼれ話」より。

 2~4回にショート・小田切、セカンド・飯塚、サード・秋山、レフト・郷田とエラーが続出して、なんと7失点、4回表のバッカスの攻撃が終了した時点では、7-0(!)の大差がついた。

 ところが草野球、最後まで何が起こるか判らない。劣勢のキングス・ジュニアが4回裏から猛攻撃、長岡・中座・小河、更に結婚式前の植山五段にも快振のタイムリー・ヒットが飛び出すなど、大量13点(!)を奪った。

 6~7回には、エース・小河初段が立ち直ってバッカスをパーフェクトに押さえ込み、結局キングス・ジュニアチームの、大逆転勝ちとなった。

バッカス 0 3 2 2 1 0 0 =8

キングス  0 0 0 3 9 1 X =13

 尚、、この”将棋連盟”野球チーム対決は、翌11月の20日にも同じ神宮外苑軟式野球場で行われたが、この時は前回欠場した中川四段、中田(宏)五段と、初参加の佐藤(康)五段が、いずれもブレーキとなってしまい、8-5でバッカスチームが快勝した。

(以下略)

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頁下を有効に活用した3行コラム。文字が小さく、このような話題は1号完結ではない場合もあった。

当時は、このコラムを読んでも、「へー、そうなんだ」で終わっていた、あるいは読み飛ばしていたとしても、今読むと、いろいろと感慨深いものがある。

現代版でもこのような試合があったのなら、多くのファンが駆けつけるのではないかと思う。