2014-08

戦法

50年以上も気の利いた名前を付けられていない戦法

将棋世界1990年1月号、「提言シリーズ 第1回 求む!名付け親」より。  矢倉の数ある戦法のなかで、今や主流の指し方が図の先手の攻撃布陣。プロの対局のみならずアマ間にも広くゆきわたっている。ところが歴史が浅いのか(実際はちがうが)、よい命...
棋士のエピソード

郷田真隆五段(当時)「どうして和服を着ないんですか」

将棋世界1995年3月号、鈴木輝彦七段(当時)の「矢倉中飛車の美学」より。  昨年の10月の終わり頃に、若手の郷田君から「どうして和服を着ないんですか」と質問されることがあった。  特に着ない理由はないのだけれど、ややめんどうに思っていた感...
タイトル戦の食事

第55期王位戦第4局対局場「ホテル日航福岡」

王位戦第3局は、福岡市の「ホテル日航福岡」で行われる。→中継 「ホテル日航福岡」は、JR博多駅から徒歩3分のシティホテル。 〔ホテル内のレストラン〕 「ホテル日航福岡」内のレストランは次の通り。 カフェレストラン「セリーナ」 昨年までは洋食...
棋士のエピソード

少年時代の藤森哲也四段

近代将棋1999年7月号、和田美代子さんの「女流棋士インタビュー」より。ゲストは藤森奈津子女流二段(当時)。 ―アマ四段の息子さん、小学生将棋名人戦はどうでしたか。 地区別の予選で負けてしまって、本人は大ショックのようでした。ウチは主人が付...
観戦記

佐藤康光竜王(当時)の超過激な手順

将棋世界1995年2月号、中野隆義さんの第7期竜王戦第5局〔佐藤康光竜王-羽生善治名人〕観戦記「羽生の結論」より。  羽生の振り飛車は全く予想の及ばぬところだった。大事な一戦だから佐藤が▲7六歩なら△8四歩とガッチリ矢倉で行くか、△3四歩は...