2016-04

観戦記

誰もが驚いた加藤一二三棋王(当時)の中飛車退治

将棋世界1979年4月号、船記者の第28期王将戦第5局〔加藤一二三棋王-中原誠王将〕観戦記「加藤新王将誕生」より。  東京の隣でありながら埼玉県で大勝負の行われるのはこれが二度目だという。浦和市で行われた名人戦が最初、今度の王将戦が二度目と...
棋士のエピソード

丸山忠久九段の結婚

将棋世界2005年7月号グラビア「ご結婚おめでとうございます」より。  丸山九段のお相手は山口県出身の村川浩子さん(22歳)。高校時代にミス日本フォトジェニックに輝き、青年誌のグラビアを飾った事もある。知人の紹介で知り合い、約1年の交際を経...
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「渡辺君、秋には日本中を敵に回すかもしれないよ」

将棋世界2005年6月号、渡辺明竜王の第23回朝日オープン将棋選手権五番勝負展望「渡辺竜王が見た羽生-山崎戦」より。  ここからは挑戦者、山崎六段について。  山崎将棋を様々な角度から探っていこう。まずは序盤戦術から。  1図は対杉本六段(...
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渡辺明竜王「私が考える新世代が羽生世代に押されている理由」

将棋世界2005年6月号、渡辺明竜王の第23回朝日オープン将棋選手権五番勝負展望「渡辺竜王が見た羽生-山崎戦」より。  朝日オープン五番勝負の展望を書かせていただくことになった。展望を書くのは初めてなので至らない点も多いと思うがお付き合い願...
将棋雑文

名人戦第2局の逆転劇とテレパシー

昨日の名人戦第2局は159手の大激戦で佐藤天彦八段が制した。 最終盤、下図の局面で△8九銀から先手玉に詰みがあったことが発見されたが、羽生善治名人は読み切れず、△3四銀と受けに回った。それに対して佐藤天彦八段は▲4四金。ここでも同じ手順で詰...