第31期竜王戦第7局対局場「春帆楼」

羽生善治竜王に広瀬章人八段が挑戦する竜王戦、第7局は山口県下関市の「春帆楼」で行われる。

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春帆楼」は、ふぐ料理公許第一号の割烹旅館。1895年に締結された日清講和条約(下関条約)の締結会場としても知られる。1884~85年頃の創業で、春帆楼という屋号は伊藤博文が名付けた。

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〔ふぐ料理公許第一号〕

豊臣秀吉の時代以来、ふぐの禁食令が出されていたが、1887年の暮れに春帆楼に宿泊した伊藤博文(当時初代内閣総理大臣)が、料理として出されたふぐに感嘆し、翌1888年には、当時の山口県令・原保太郎に命じて禁を解かせ、春帆楼はふぐ料理公許第一号となった。

1887年、伊藤博文が宿泊した時は海が荒れていて漁ができなく、当時の女将が打ち首覚悟でふぐを御膳に出したという。それが好結果となった。

〔春帆楼の料理〕

当然のことながら、ふぐのコース料理が中心。

〔昼食予想〕

ふぐ料理が出てくることは間違いなさそう。

羽生善治竜王
一日目 とらふぐ薄造り付き和定食
二日目 松花堂弁当

広瀬章人八段
一日目 とらふぐ唐揚げ御膳
二日目 松花堂弁当