読む 筋の良い将棋の弱点 将棋マガジン1987年8月号、川口篤さん(河口俊彦六段・当時)の「対局日誌」より。 将棋界は、年々歳々同じことを繰り返している。すなわち、4月に名人戦、6月に順位戦がはじまり、3月に終わる。その間各社のタイトル戦も、行われる季節は同じであ... 2019.03.14 読む
読む 芹沢博文九段が亡くなった日のこと 将棋マガジン1990年3月号、大野八一雄五段(当時)の「忘れ得ぬ局面 忘れたい局面」より。 この8年間に何局指したであろうか。 どの将棋も自分なりに頑張った、なのに指し手をはっきりと覚えている将棋が全くないのである。 呆れ返ることでは... 2019.03.13 読む
棋士のエピソード 「君は強くなりそうだ。私が保証する。だからタイトルを取ったら賞金の1割よこせ」 近代将棋1986年4月号、山田史生さんのリレーエッセイ「棋界ちょっといい話」より。 59年秋の十段戦七番勝負第2局、神奈川県の「陣屋」対局の時のこと。勝負が早く終了し、また東京に近いこともあって対局者や関係者の一部はその夜のうちに帰京。開... 2019.03.12 棋士のエピソード
戦法 阪田流向かい飛車のルーツ 近年、糸谷哲郎八段などにより指されている阪田流向かい飛車。 今日は、その阪田流向かい飛車のルーツについて。 将棋マガジン1990年2月号、東公平さんの「明治大正棋界散策」より。 さて、本題の「阪田流」について、私の結論を先に出しておく。ま... 2019.03.11 戦法
棋士のエピソード 先崎学四段(当時)「これはブタのような手ですね」 将棋マガジン1990年2月号、大崎善生さんの「編集後記」より。 「これはブタのような手ですね」。衛星放送解説役の先崎四段が、師匠・米長九段の手をそう表現してしまったから大変。 「早朝だから、まだ見ていない」が先崎四段の読みだったのですが、そ... 2019.03.10 棋士のエピソード