2019-06

自戦記

「私は夢は99%かなう可能性がなく、残り1%を追うものだという考えを持っている。なぜなら、努力すれば何とかなるなら、それは”目標”になるからだ」

このような自戦記も楽しい。このような自戦記がもっとあってもいい。 将棋マガジン1991年10月号、中井広恵女流王位の第14期女流王将戦A級リーグ(対 清水市代女流三段)自戦記「夢と目標」より。  今年の夏はかなりいそがしかった。各地で行われ...
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先崎学五段(当時)「この手が見えぬようではA級に上がる資格がない」

将棋マガジン1991年4月号、河口俊彦六段(当時)の「対局日誌」より。  大広間では、森(雞)-田中(寅)戦と、吉田-前田戦(ともに順位戦)がおもしろい形。歩得をした田中が肩を怒らせている。森はいない。そこへ石田が来た。思いここにあらずの顔...
将棋ペンクラブ

将棋ペンクラブ大賞最終選考候補作(第31回)

将棋ペンクラブ大賞2次選考結果をお知らせ致します(2018年4月1日から2019年3月31日に発表された作品が対象)。 2次選考は、1次選考で選抜された作品を7名の2次選考委員(技術部門は3名の技術選考委員)が選考します。各2次選考委員の各...
観戦記

独眼竜観戦記

NHK大河ドラマの視聴率が、内容の善し悪しは別として、過去最低を記録したと先日報じられたが、大河ドラマで歴代最高平均視聴率を記録している『独眼竜政宗』の脚本家、ジェームス三木さんによる観戦記。 将棋マガジン1986年10月号、ジェームス三木...
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「こりゃ化け物の集まりだ」という雰囲気だった午前2時の対局室

将棋マガジン1991年2月号、河口俊彦六段(当時)の「対局日誌」より。  私はだいぶよいと思っていたが、順位戦は楽に勝たしてくれない。とことん粘られ(私の寄せがへただったせいもある)終わったのは午前零時直前だった。 (中略)  残っているの...