「大山先生の頭をいい子いい子したい」

将棋世界1991年11月号、大野八一雄五段(当時)の「公式棋戦の動き」より。

近代将棋1991年10月号より。撮影は弦巻勝さん。

 今、大山が女流棋士にモテにモテている。

 女流のタイトル戦の表彰式など何故か「大山先生、大山先生」と山びこがこだまする。

 直子姫に言わせると「大山先生って強くってとてもかわゆい!!」とこうなる。

 調子に乗せると「大山先生の頭をいい子いい子したい」とまで図に乗ってしまう。

 時効なので書くが、我々の奨励会時代は、画面に映る大山先生の頭をさわったら10万円とも20万円とも言われていた。

 でも、退会が恐くて出来なかった。なのに…。時代が変われば指し手も変わるのか?

(以下略)

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将棋世界1991年11月号、大野八一雄五段(当時)の「公式棋戦の動き」より。

 森下の礼儀正しさは有名だ。

 もう1年の半分以上経ったのに、「お会いするのは昨年以来ですか?それではオメデトウございます。今年も宜しくお願い致します」と深々と頭を下げ新年の挨拶をするのだから呆れてしまう。

将棋マガジン1991年12月号より。撮影は中野英伴さん。

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「直子姫に言わせると『大山先生って強くってとてもかわゆい!!』とこうなる」

林葉直子女流名人・王将(当時)は大山康晴十五世名人を尊敬し、大絶賛している。

林葉直子女流名人・王将(当時)「大山先生ってば、ほんとうに可愛いんだわ」

林葉直子「私の愛する棋士達 第1回 大山康晴十五世名人の巻」

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「時効なので書くが、我々の奨励会時代は、画面に映る大山先生の頭をさわったら10万円とも20万円とも言われていた。でも、退会が恐くて出来なかった」

大野八一雄七段の奨励会時代は、大山会長時代。

テレビ画面に映る大山十五世名人の頭をさわって10万円なら、一般的にはかなり魅力的な話だ。

しかし、一旦さわったら最後、大山十五世名人がそのことを知っても、決して怒りはしなかったろうけれども、その後、奨励会で生きていきづらくなる世界に変わってしまう、ということだったのだろう。

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「お会いするのは昨年以来ですか?それではオメデトウございます。今年も宜しくお願い致します」

一瞬、ビックリするような会話ではあるが、森下卓九段なら全く不思議ではないな、と感じさせられる流れ。

それくらい、森下九段の礼儀正しさは徹底している。

 

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